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日本を代表するロックミュージシャン、吉井和哉氏が自らの人生を投影させたウイスキー「YAZŪKA (ヤズーカ) World Whisky」

※当記事は長濱浪漫ビール株式会社のプレスリリース情報となります。

日本を代表するロックミュージシャン、吉井和哉氏が自らの人生を投影させたウイスキー「YAZŪKA (ヤズーカ) World Whisky」。2021年8月19日(木)から限定発売いたします。

長浜浪漫ビール株式会社(滋賀県長浜市)が運営する日本最小規模のウイスキー蒸溜所「長濱蒸溜所」は、日本を代表するロックミュージシャン 吉井和哉 氏との共作による、「YAZŪKA (ヤズーカ) World Whisky」2種を2021年8月19日(木)より、数量限定で発売いたします。

日本を代表するロックミュージシャンである吉井和哉 氏はこれまでに、THE YELLOW MONKEY、ソロ活動に関わらず、レコーディングやライブ等でイギリス、そしてスコットランドに足を運ばれています。そんなある時、撮影に訪れたスコットランドのバーで、現地の紳士に勧められたスコッチウイスキーの味に衝撃を受けて以来、本場スコットランド産のウイスキーは、氏の人生の様々な場面で登場し、深く良い関係であり続けてきました。

スコッチウイスキーの魅力に傾倒していく中で『いつか自身の人生を投影したウイスキーを作りたいという気持ちが強くなっていた。』という吉井氏と長濱蒸溜所は、お互いを取り持つ縁から必然的な出会いを果たしました。そして、長濱蒸溜所のマスターブレンダーとともに「人生を表現するウイスキー」という命題にじっくりと向き合い、象徴する2つのテーマ“Father”と“BEAUTIFUL”を考案しました。

このウイスキーがスペシャルな理由のひとつに、吉井氏本人が味のテーマ設定に始まり、ブレンディング、テイスティング、樽選定にまで徹底的にこだわって仕上げた点が挙げられます。今回“Father” と“BEAUTIFUL” を創り出すにあたっては、長濱蒸溜所のオリジナルモルト原酒をベースに、海外産のモルト原酒やグレーンウイスキーを絶妙にブレンドする「ワールドブレンデッド」の方式を採用しています。吉井氏とマスターブレンダーは、2つのウイスキーが標榜する理想の味にたどり着くまで、徹底的にブレンディングとテイスティングを繰り返しました。

また、そのこだわりは熟成にも及びます。それぞれの楽曲のテイストに合わせて “Father”はバーボン樽、“BEAUTIFUL”はシェリー樽を追加熟成に使用。 長濱蒸溜所の熟成庫で、それぞれのオリジナル音源を混じり気の無いピュアオーディオで樽に聴かせながらじっくりと熟成することにより、それぞれの楽曲が持つ世界観を、さらに強くウイスキーの味に染み込ませることに成功しました。

今回の「YAZŪKA」シリーズの発売にあたり、吉井和哉 氏と長浜浪漫ビール株式会社 代表取締役社長 伊藤啓はそれぞれ次のようなコメントを寄せています。

吉井和哉 氏 より

『今では観光地になった、エジンバラの処刑場の前で撮影された写真が、吉井和哉名義初のシングル「BEAUTIFUL」のジャケ写になった。その日の夜に訪れた港町の小さなレストランで、隣の席の現地の中年男性にシングルモルトを一杯ご馳走になった。

その味と景色と当時の鬱々とした気持ちと共に月日が経ち、2021年の今年、父の没後50年を記念して、オリジナルのウイスキーなんて作れないものだろうか、と蒸留所を探していたところ、父の影響で好きになった趣味の釣りで日頃訪れている琵琶湖に、ウイスキーの蒸留所がある、との噂を聞きつけ、まるで“こだわりがスーツを着て歩いている”ような伊藤社長、並びにスタッフの方々と全ての想いが無理なく自然に打ち解け合い、最高のウイスキーが生まれ、目標としていた父の50回目の命日に発売されることになりました。

ちなみにエジンバラの処刑場の横には“the last drop”という有名なパブがあり、受刑者が処刑される前に最後の酒を飲ませてくれる場所だった、と言う話を聞き、自分の中であの時のウイスキーは“懺悔の酒”という意味合いがあります。極めて個人的な想いで申し訳ないですが、どんな酒にもストーリーがあるはずです。僕の曲を聴いてくださるように、このウイスキーを味わっていただけたら嬉しいです。』

長浜浪漫ビール㈱ 代表取締役社長 伊藤 啓 より

『日本を代表するロックミュージシャン、吉井和哉氏によるふたつのオリジナルウイスキーが完成しました。私の青春時代を彩ったあの吉井和哉氏との共作が実現し、まるで夢のように嬉しく思います。氏の作品に対する、徹底的なアプローチには鬼気迫るものがあり、分野は違えども同じモノづくりを生業にしている者として大変な衝撃を受けました。この素晴らしいウイスキーが皆様のお手元に届くことを考えると、私自身今からとてもエキサイトしています。』

吉井和哉 氏の父親の50回目の命日である8月19日(木)に発売されることとなる、2つのウイスキー“Father”、と“BEAUTIFUL”。世界にただ一つしかない、本物のウイスキー「YAZŪKA」を、心ゆくまでお愉しみください』

商品情報

YAZŪKA (ヤズーカ) ワールドブレンデッド “ Father ” Ride on AMAHAGAN Selected by 吉井和哉

容量 :700ml
原材料 :モルト、グレーン
アルコール:47%
ボトリング本数:6,000本
希望小売価格:8,000円+税

“Father”は、吉井和哉 氏がヴォーカル・ギターを務めるTHE YELLOW MONKEYがリリースしたアルバム『FOUR SEASONS』(1995年発売)に収録されている楽曲です。吉井氏の人格形成に多大なる影響を与えたという父親は、旅芸人を生業としながらも若くして逝去しましたが、“Father”はその父親に対する想いが込められている楽曲です。26年後の今、吉井氏はあらためてウイスキーの味に“Father”というテーマを設け、短いながらも共に過ごした父親との日々にあらためて思いを馳せました。そして様々な想いとこの不透明な時代を生き抜くために必要な強く明るい生命の力を、その味わいに込めています。バーボン樽で追加熟成を行うことにより、しっかりとした軸のある力強い骨格、それでいて優しく包み込むようなFather(父親)のイメージを味わいで表現しています。熟成庫で“Father”を聴かせながら、ゆっくりと熟成をおこないました。

テイスティングコメント

煌びやかに輝く琥珀色。口当たりは優しく、それでいて香り立つ華やかなアロマ。フレッシュな青りんごを思わせるエステリーな柑橘香。カラメルやバニラ、焼き立てのオレンジケーキ。樽由来のオリエンタルなスパイスの後に、ほろ苦いビターチョコレート。しっかりとした骨格を持つグレーンウイスキーが、煌びやかでエッジのきいたテイストでウイスキー全体を見事に引き締めています。

YAZŪKA (ヤズーカ) ワールド モルト “ BEAUTIFUL ” Ride on AMAHAGAN Selected by 吉井和哉

容量 :700ml
原材料 :モルト
アルコール:47%
ボトリング本数:6,000本
希望小売価格:8,000円+税

“BEAUTIFUL”は、「吉井和哉」名義でのファーストシングルとなった楽曲のタイトルです。この楽曲はTHE YELLOW MONKEYが2001年に活動を休止して以降、ソロ活動を繰り広げる中で、ミュージシャンとして様々な葛藤をしている中で絞り出された珠玉の楽曲です。この曲の撮影で訪れたスコットランドで出会った本場のスコッチウイスキーは吉井 氏の心に深く染みわたり、その後のソロ活動の充実、そしてバンド再集結の成功へとつながるきっかけにもなりました。今回のウイスキー“BEAUTIFUL”は、そうした苦しみや悲しみを乗り越えた大人の男から香り立つピーティな苦みと甘さを繊細に表現したといいます。追加熟成には馥郁たる芳香をもつシェリー樽を採用。熟成庫で“BEAUTIFUL”を聴かせながら、ゆっくりと熟成をおこないました。

テイスティングコメント

艶やかなアンバーカラー。トップノートにはシェリー樽由来のベリーやレーズン。パッションフルーツやドライフルーツを想わせる華やかで甘く、優しいアロマ。口当たりは非常に滑らかで、ピート原酒由来のスモーキーなアクセントはシェリーカスクの芳醇さと交わり、より重厚な味わいに。心地よいスモーキーさは余韻にまで続き、ビロードのように繊細な風味とともに喉奥へと消えゆきます。

この記事を書いた人

リカル編集部
リカル編集部https://liqul.com/
リカル編集部です。「~より良い酒ライフを! バータイムをより楽しもう!!~」をコンセプトに、ウイスキーやビールはじめ様々なお酒の情報を発信して参ります。
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