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プレミアムクラフトジン「季の美 京都ドライジン」の魅力を探る

近年日本各地で多くのクラフト蒸溜所が開設されていますが、ジン専門の蒸溜所は唯一「京都蒸溜所」だけです。

京都は伏見の伏流水による日本酒造りに歴史と伝統があり、この地の清らかな気候風土はお酒造りに適しています。また香り豊かな農作物が多く作られていることも、ジン造りにとっては魅力的な土地であると言えます。

「京都蒸溜所」が造るスーパープレミアムジンである『季の美』は、ジュニパーベリーのほかに、柚子や山椒、宇治の玉露など香り豊かな京都の素材をボタニカルとして使っています。そのほかにも檜や笹、赤紫蘇などの和の素材により、ほかのジンにはない唯一無二の日本的な香味をもたらしています。

また多くのジンが麦類をベーススピリッツの原料として用いていますが、『季の美』はお米を使っており、このこともまろやかな和のニュアンスを感じさせる所以です。元来のロンドンジンスタイルがもたらす爽やかなジュニパーベリー由来の香味と、様々な和のエッセンスの融合が『季の美』の特徴です。

『季の美』は、そのままストレートで味わうだけでなく、ジントニックやマティーニなどのカクテルにしても、その和の個性が際立ちます。そのため和食との相性も良く、食中酒としてもお楽しみいただけます。

特にお勧めは「お湯割り」。

『季の美』1に対して1~2のお湯を加えます。温度は混ぜた時にひと肌程度、ちょうど日本酒でいうところのぬる燗ぐらいがよいでしょうか。お湯を加えることで柚子や山椒の香りがまろやかに広がり、口当たりもはんなりと優しくなります。

『季の美』のさわやかな味わいは、お刺身や焼き魚はもちろんのこと、タケノコの木の芽和えや山椒の風味を活かした有馬煮などの香り豊かなお料理とも相性は抜群です。ぜひ一度、お試しください。

京都は古からお料理や和菓子、織物、工芸品などクラフト文化が根ざしている土地です。この地に潜在的に根付いている悠久の歴史への誇りを踏まえて、「京都蒸溜所」はクラフトマンとして伝統を築いてまいります。

販売元:株式会社ウィスク・イー

この記事を書いた人

谷嶋 元宏
谷嶋 元宏https://shuiku.jp/
1966年京都府生まれ。早稲田大学理工学部在学中よりカクテルや日本酒、モルトウイスキーに興味を持ち、バーや酒屋、蒸留所などを巡る。化粧品メーカー研究員、高校教員を経て、東京・神楽坂にバー「Fingal」を開店。2016年、日本の洋酒文化・バーライフの普及・啓蒙を推進する「酒育の会」を設立、現在に至る。JSA日本ソムリエ協会認定ソムリエ。
谷嶋 元宏
谷嶋 元宏https://shuiku.jp/
1966年京都府生まれ。早稲田大学理工学部在学中よりカクテルや日本酒、モルトウイスキーに興味を持ち、バーや酒屋、蒸留所などを巡る。化粧品メーカー研究員、高校教員を経て、東京・神楽坂にバー「Fingal」を開店。2016年、日本の洋酒文化・バーライフの普及・啓蒙を推進する「酒育の会」を設立、現在に至る。JSA日本ソムリエ協会認定ソムリエ。