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コラムウイスキーコラムブラックアダー設立者ロビン...

ブラックアダー設立者ロビン氏インタビュー

谷嶋

この度はお忙しいところお時間を頂戴しありがとうございます。ロビンさんはイベントなどでお見掛けすることはあったのですが、このようにお話をさせて頂くのは初めてですね。インタビューは不慣れなので、少し失礼があるかもしれませんがご容赦ください。

ロビン・トゥチェック
(以下ロビン)

こちらこそよろしくお願いいたします。隣にいるのは私の長女で、一緒にビジネスをしているハナです。

谷嶋

ハナさんも先ほど日本に到着されたとお聞きしております。お疲れのところありがとうございます。

ハナ

よろしくお願いいたします。

谷嶋

まずはロビンさんの経歴についてお伺いします。酒類業界にお入りになるきっかけを教えていただけますか?

ロビン

10代後半より仕事に就いていまして、子供向けのコミックを作る会社でキャリアをスタートしました。その後、テレビや音楽関係のインタビュー(ロッド・スチュワートなど)や出版などジャーナリストとして仕事をしておりました。30代になってワインやスピリッツに興味が広がり、DRINKS INTERNATIONALという出版社へ移りました。この頃デイヴ・ブルーム氏と出会うのですが、彼も私と同じような仕事をしていましたね。その後、酒類業界のPR会社にヘッドハンティングされ、いくつかのブランドを担当しておりました。その時に「マスター・オブ・モルト」というコンペティションを開いたのですが、その時の優勝者はジョン・ラモンドJohn Lamond氏でして、1989年には彼と『THE MALT WHISKY FILE』を出版することとなりました。これは日本語やドイツ語にも翻訳されています。

谷嶋

はい、私も持っています。

ロビン

その後、MASTER OF MALT社を立ち上げて、ウイスキーを英国で販売することになりました。さらに、より自分自身の嗜好にあったフィルターリングをしないウイスキーのリリースのためにBLACKADDER INTERNATIONAL社を1995年1月に設立いたしました。

現在、数多くのボトリング業者がありますが、現在トーモア蒸溜所のオーナでもあるウイスキーエクスチェンジ社のスキンダー・シン氏はとても紳士的で素晴らしい人柄です。今でもとてもよい関係が続いています。

谷嶋

BLACKADDER INTERNATIONAL社の事業内容について伺っても宜しいでしょうか。

ロビン

私たちは大変小さいインディペンデント・ボトラー(独立系ボトリング業者、以下ボトラー)です。世界一のボトラーになろうとは思っておりませんが、世界中から多くの支持と、ボトリング数よりも多くのご注文をいただいております。

谷嶋

先ほどフィルターリングをしないウイスキーを……とのお話がありましたが、そうお考えになるきっかけは何かございましたか?

ロビン

私がフィルターリングをしないウイスキーへのこだわりを持つきっかけとなったのは、1982年にグレングラント蒸溜所を訪れたときのことです。樽から直接くみ出した原酒をそのままテイスティングする機会があり、その香味の素晴らしさは今まで感じたことがない衝撃的な経験でした。この樽出し原酒の素晴らしさを体感したことがBLACKADDER社の指針となっています。

谷嶋

フィルターリングのデメリットはどのような点でしょうか?

ロビン

フィルターをかけること、特に低温ろ過・チルフィルターリングによって油脂分は取り除かれてしまいます。この時に香味成分などの微量成分も一緒に取り除かれてしまうのです。とはいえ、これを行わないとスーパーマーケットなどに陳列してボトルが冷えると濁ったり、オリが生じたりすることがあります。これではクレーム品となり、売れなくなってしまいます。そのため多くの素晴らしいブランド、私の大好きなブランドでもフィルターリングを行っているのです。これはウイスキーのとても残念な宿命といえます。

また、カラメルによる着色も私はしたいと思っておりません。色だけ……とはいわれていますが、やはり多少なりとも味わいにも変化をもたらしているからです。

私たちはできるだけ自然な状態、できるだけ樽からそのままの状態でリリースしたいと思っています。そのため、ノンチルフィルターリング ・ノンカラーリングでボトリングをしているので、お客様からフィルターリングや着色のご要望があってもお断りさせていただいています。ウイスキーはそのままの状態で楽しんでいただきたいのです。この方針にご賛同いただいた方々は、私たちにとって大変素晴らしいお客様なのです。

確かに1990年代後半から、シングルカスク・カスクストレングスでのボトルがリリースされるようになり、それらはノンチルフィルターリングではありますが、細かなオリなどを除くために何かしらのフィルターリングはしています。我々としては「より自然なウイスキーをリリースする」との考えから、「ロウカスクRAW CASK」というコンセプトを生みだしました。ボトルを見ていただけるとわかるのですが、樽材の焦げた破片などが入っています。これはフィルターリングを最低限にしている証拠です。

ちなみに中国ではレギュレーションでこのロウカスクはリリースできませんので、他の方法でオリを除いてボトリングしています。

谷嶋

ボトリング時のアルコール度数にもこだわりがありますね。

ロビン

はい。初期には43%でボトリングしたものもありましたが、今は最低でも46%にてリリースしています。現在、リリースの98%はカスクストレングスです。

他のメーカーはさまざまな考えでアレンジをして良いウイスキーをボトリングし、素晴らしい顧客を獲得しています。また、こちらのようなバーでは、お客様それぞれがストレートだけではなく、ロックやハイボールなどでウイスキーを楽しまれています。とても良いことですよね。お客様がそれぞれの飲み方で楽しんでいただければいいのです。

谷嶋

飲み方については自由でいいのですね。

ロビン

はい、その時の気分で構わないと思います。特にストレートでなくては……というわけではありません。

谷嶋

ところで、BLACKADDERの商品ラインナップは他のボトラーズと比べて個性的ですね。ラベルも伝わりやすいように感じます。

ロビン

ラベルはブランドのアイデンティティを表しています。ラベルについて一番大切なことは、見てすぐに分かるということです。グレンフィディックやラフロイグなどはバックバーをみると、すぐに見つけられるようなラベルをしています。ただ、ブランドの中には時々ラベルデザインを変えるところもありますね。私は大変疑問に思っていまして、せっかくのイメージができてきたのにもったいないことだと……。私たちはラベルの変更を行わず、そのままのイメージで統一してリリースしています。そのためこちらのバーには私たちのボトルがないことがパッとわかるのです(笑)。

谷嶋

すみません……(笑)。

ロビン

シングルカスクウイスキーをいろいろと飲まれると理解できると思いますが、樽はふたつとして同じものはありません。また、樽について一番大事なことですが、良い樽で熟成を行わないと、良いウイスキーにはなりません。その中で、独自のブランドを開発する最も重要な点はそのブランドにパーソナリティー・個性を持たせることです。我々がリリースしている「スモーキングアイラ」「ピートリーク」「ブラックスネーク」「レッドスネーク」「キメラ」などは蒸留所名を掲げていないブランドです。お客様の中には「これはどこの蒸留所のものなのかな?」と思いを巡らせる方もいらっしゃると思いますが、ウイスキーそのものに興味を持って楽しんでいただければと思っています。そのためには各ブランドにしっかりとしたキャラクターや個性を持たせることが重要なのです。

谷嶋

現在、スタッフは何名でしょうか?

ロビン

今、ここに2人いますね(笑)。あと1.5人です。息子のマイケルと……、彼らの母はフルタイムで働いておりませんので(笑)。とても小さな会社です。もちろん、ボトリングなどの際にはその都度お手伝いの方をお願いしています。ハナの夫もラベルデザインで手伝ってもらっていて、これも自社内で行っており、外注することはありません。

谷嶋

他のボトラーズとの違いはありますか?

ロビン

現在数多くのボトラーズがありますが、その中で私たちが一番だとは思いませんし、他社がどのようなことをしているのか気にかけたこともありません。私たちはあくまで自分たちのボトルとして最高のものをお届けしたいと思っています。良い樽でなければボトリングすることはありませんし、納得できないものは商品としてリリースすることはありません。

谷嶋

ちょっと順番が逆になってしまうかもしれませんが、改めてボトラーズについて、蒸留所詰めボトルとの違いをお話しいただけますでしょうか? 私どもの会員様には初心者の方も多いので。

ロビン

大きな違いはボトリングする際の樽の数です。ボトラーズは1樽ごとのボトリングが多いのに対して、蒸留所詰めの場合は数百から数千の樽を組み合わせて、常時変わらない品質のものをリリースしていることでしょうか。どこでも同じイメージ通りのものを楽しめるのが蒸留所詰め、新たな出会いを楽しめるのがボトラーズですね。

谷嶋

そうですね。一期一会の楽しみといいますか、驚きがあります。

ロビン

1樽ごとのボトリング、つまりシングルカスクでリリースするのは、それぞれの樽の個性を楽しむということになります。それぞれの樽がユニークなのですが、私たちは自分たちが満足するものを求めていますし、お客様も満足してくだされば再度ご購入していただけます。そうでないと、二度とお買い求めいただけません。ですから、私たちは1本1本完全に満足できるものをリリースしています。先日のBAR SHOWでも多くの方々がブースにお越しいただきました。これは数ヶ月や数年の積み重ねでできるものではなく、長年の信頼があるからこそ。同様に私どもとインポーターも良い信頼関係を築き、またインポーターとお客様も信頼関係を築くことで、我々の商品の信頼性を高めているのです。

ハナ

私たちはファミリー企業ですし、ボトルそのものも家族のように思っています。父と兄と私で全てのカスクサンプルのテイスティングを行い、満足したものだけをボトリングしています。全てのボトルに私たち家族が関わっているのです。私たちの情熱をお客様が感じリピートしていただいているものと思っています。

ロビン

息子のマイケルは、もともと二つ星のレストランのシェフをしていて味覚に優れており、テイスティングについてとても信頼しています。家族にこういう才能ある人間がいて大変助かっていますし、家族経営を続けられる要因でもあります。

谷嶋

BLACKADDER社のモットーはありますか?

ロビン

BLACKADDER は家族です。そのうえで3つの大切なポイントがあります。

一つは「The Cask is King! 樽こそがすべて」です。二つめは「QUALITY 品質」、三つめは「CONTINUITY 継続性」。高い品質の商品をリリースし続けることですね。

谷嶋

樽が重要とのことですが、実際どのように樽を入手されているのでしょうか? 「BLACKSNAKE」など定番としても多くのボトルをリリースされていますが……。

ロビン

買っています。スコットランドで……(笑)。

まずはBLACKADDERのSNAKEシリーズに使われている原酒の特徴をお話しした方が良いと思いますが、これについては彼女が分かりやすく手短に説明してくれると思います。

ハナ

樽はいわゆるブローカーからも購入しますが、蒸留所からも直接購入しています。これはBLACKADDER設立から28年にわたる蒸留所との信頼関係によるもので、幸運なことに素晴らしい樽を供給してもらっています。

SNAKEシリーズには、「BLACKSNAKE」「REDSNAKE」「SHERRYSNAKE」があり、それらはすべて同じ蒸留所から購入した原酒でリリースしています。残念ながら蒸留所名を明かすことはできませんが……。

「REDSNAKE」はファーストフィルのバーボンカスクをそのままシングルカスクでボトリングしています。「SHERRYSNAKE」はシェリー樽でフィニッシュしたシングルカスクをボトリングしたもので、バランスの良い香味となっています。

「BLACKSNAKE」はラベルをご覧になればお分かりいただけると思いますが、日本の国旗・日の丸をイメージしており、当初日本向けにリリースしました。最初に3樽のファーストフィルバーボン樽原酒を1つのシェリー・バット樽に詰め替え、3~4年熟成させます。その後、樽の2/3の原酒を払い出しボトリングします。また、この樽に2樽分のバーボン樽原酒を追加して1年ほど熟成を行い、再び2/3の原酒を払い出しボトリングします。これを繰り返す、いわばシェリー酒のソレラシステムのような仕組みです。したがって当初の原酒も含まれることになり、風味にふくよかさをもたらしてくれます。ボトルには何回目の払い出しか分かるように「1st VENOM」のように明記しています。ちなみにVENOMは蛇の毒のことです。これを6~7回繰り返すとシェリー樽のニュアンスが弱くなりますので、この樽でのリリースは終了して、また新しいシェリー樽で仕込みます。この樽を現在25樽ほど有していまして、シェリー樽はオロロソ樽のほかにペドロヒメネス樽も使っています。

ロビン

「REDSNAKE」はバーボン樽のみで熟成した原酒を用いていますが、アメリカでは農業従事者の首の日焼けのことをRED NECKと呼んでいて、これをもじって命名しました。

このように私たちの蛇の子供たちがたくさん生まれていますので、ぜひお楽しみください。

谷嶋

原酒は樽に入った状態で購入されるのですか? それともバルクで購入して、調達した樽に詰めるのでしょうか?

ロビン

樽に入った状態で購入しています。ほとんどが良い状態の樽ですが[智溝10] 、場合によってはリカスク・詰め替えを行っています。

ハナ

熟成については自社の熟成庫でも保管していますが、蒸留所の熟成庫にも同じ樽数程度を保管してもらっています。ウイスキーの入った樽を移動させるのは破損や漏れなどがあるので、できるだけそのリスクは最小限にしたいと思っています。樽の保管場所としてはあまり差がないのですが、毎年サンプリングして状態を確認しています。

ロビン

私たちは多くの樽を所有していますが、毎年全ての樽を確認しています。ベストな状態になった時にボトリングしています。

ハナ

長期間熟成している樽もありますが、価格も重視しています。あまり高すぎるのはよくありません。夢のある仕事ですが、あくまでビジネスなのでシビアに考えています。

ロビン

当然ですが、我々は手に入れたウイスキーに利益を乗せてインポーターに販売します。インポーターは酒屋に、酒屋はバーやお客様にそれぞれ利益を乗せて販売することになります。元の金額が高いと、最終的に高くなりすぎてしまい、なかなか難しい状況になってしまうでしょう。ニッチなビジネスですが、高額すぎるのは問題なのです。

谷嶋

昨今、多くのボトラーズが自身の蒸留所を設立していますが、BLACKADDER社としてはいかがですか? 

ロビン

NO! 特に考えていません。既にたくさんの蒸留所がありますから。

ハナ

大変ありがたいことに、良いウイスキーを造ってくださるメーカーが数多くありますので。製造はそちらにお任せして、私たちは原酒を購入して樽詰めし、ボトリングして販売することで十分で、それ以上のことは考えておりません。

ロビン

ちなみにスコットランドにウイスキー蒸留所はいくつあるか、ご存じですか? 

谷嶋

150くらいでしょうか……

ロビン

もっと、もっと、少ないです。

スコットランドではウイスキーと呼ぶには3年の熟成期間が必要ですね。蒸留したばかりはウイスキーではなくスピリッツなのです。ですから、ウイスキー蒸留所はゼロ。樽と時間がそろって、スピリッツははじめてウイスキーになるのです。日本もそのような基準が新しくできたようで、大変良いことだと思います。 

谷嶋

最後にロビンさんについてお聞きします。日本に数多く来日されていますが、日本のどのようなところがお好きですか?   

ロビン

私は日本とその文化を愛しています。出会った方々との友情などの素晴らしい経験を通じて、日本には何度も来ております。それから日本には素晴らしいウイスキーバーが数えきれないほどありますが、このようなところは世界中でも他にないと思います。また日本に来たくなってしまうのが悩みの種です(笑)。ウイスキー関係者に2週間の休みがあったらどこに行きたいかと問うと、多くの人が日本と答えます。もちろんそれぞれの国に素晴らしい文化や人がいますが、日本はとても素晴らしい国です。

谷嶋

日本のウイスキードリンカーの印象はいかがですか? 他国と比較して、とてもシャイなどという話をお聞きするのですが。

ロビン

日本人はおとなしく、行儀よくウイスキーを楽しんでいる印象です。イベントで気づいたのですが、飲みすぎてしまったときに日本人は寝てしまうことが多いですね。ヨーロッパでは戦闘態勢といいますか、やや暴力的になってしまうことがあるようですが。また、テイスティングの量も少ないですね。日本では20ml程度でしょうか。スウェーデンでは40~45mlくらいが普通です。体格の差もありますので、何ともいえませんが……。日本のイベントは少量ずつサーブしてくれるので、いろいろと楽しめるところが良いですね。ヨーロッパはキャッシュオンのような感じでそれなりの量をサーブしているので、全部飲んでいると、すぐに酔ってしまいます(笑)。

谷嶋

普段はどのようなお酒を召し上がりますか?

ロビン

状況や場所などにもよりますが、自宅ではジントニック、食事に合わせてビールやワインなどを楽しんでいます。日本酒も大変好きですね。私は池袋や新橋、錦糸町などにある日本酒の素晴らしいお店を紹介できます(笑)。

谷嶋

一番好きなウイスキーの銘柄はありますか?

ロビン

特に好きな銘柄というのはありません。私には息子と娘がおりますが、どちらが好きだと選べないように。すべてのウイスキーが好きですし、何が一番好きと選ぶことはできませんね。

谷嶋

そうですね。ありがとうございます。

では、最後に私たちの会員にメッセージをお願いできますでしょうか?

ロビン

「Enjoy Life!」「Keep Happy!」

そして、他者とウイスキーについて意見を交わすことを恐れないでほしいですね。ほかの人の考えや意見について、耳を傾けていただきたいです。自分の価値観に縛られず、幅広い視野で多様性を持つこと。バーは戦うところではなく、友情を築く場でもあると思います。

また、自分自身をリスペクトしてください。他人と比較したり、羨ましがったりしないで、自分自身の持っているものに満足することも大切です。家族も大切にしてほしいですね。酒育の会も一つの家族のようなものでしょうから、そのつながりを大切に。

谷嶋

今回はお忙しいところ、長い時間ありがとうございました。またイベントなどでお会いすることがあると思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

この記事を書いた人

谷嶋 元宏
谷嶋 元宏https://shuiku.jp/
1966年京都府生まれ。早稲田大学理工学部在学中よりカクテルや日本酒、モルトウイスキーに興味を持ち、バーや酒屋、蒸留所などを巡る。化粧品メーカー研究員、高校教員を経て、東京・神楽坂にバー「Fingal」を開店。2016年、日本の洋酒文化・バーライフの普及・啓蒙を推進する「酒育の会」を設立、現在に至る。JSA日本ソムリエ協会認定ソムリエ。
谷嶋 元宏
谷嶋 元宏https://shuiku.jp/
1966年京都府生まれ。早稲田大学理工学部在学中よりカクテルや日本酒、モルトウイスキーに興味を持ち、バーや酒屋、蒸留所などを巡る。化粧品メーカー研究員、高校教員を経て、東京・神楽坂にバー「Fingal」を開店。2016年、日本の洋酒文化・バーライフの普及・啓蒙を推進する「酒育の会」を設立、現在に至る。JSA日本ソムリエ協会認定ソムリエ。