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50歳の記念に

2008年の冬、秩父のイチローズモルト蒸留開始の年に樽を一つ購入しました。当時私は秋に40歳になり、某外資系コンサルティングファーム日本法人の社長として、命を燃やして仕事に打ち込んでいました。文字どおり過労死寸前。

しかし、そんな中でもモルト界とのご縁はなんとか維持しており、この蒸留所にとって非常に大事な時期に樽を買うことができました。秩父の倉庫での熟成期限は10年。

ああ、その頃俺は50歳なのか……。50歳になった頃、何をしているのかな。そもそも生きているのかな。充実した人生になっているだろうか……などなど、「人生日々決算」を座右の銘に生きる身としては遠大に感じる10年という月日に思いを巡らせていました。

時は流れて、昨冬に樽は10年の満期を迎え、諸般の手続きを終えてこの2月にボトリングされました。ラベルは、色々と考えましたが結局は「私の人生の50周年記念」という意味の単純なものに……。本数は、約180本になりました。 秩父の10年も凄いですが、人間の50年って本当に奇跡だと思うのです。どこかで運が狂っていたら、50年なんて無理。生き方は人間の行いですが、生きていること自体は神の所産。感謝していただきます。

この記事を書いた人

古森 剛
古森 剛https://www.coresco.net/
株式会社CORESCO 代表取締役。日系生命保険会社、外資系経営コンサルティング会社等を経て現職。組織・人事面での経営者向けよろず相談、リーダー人財開発、企業理念の世界展開支援などに強み。東日本大震災の被災地に英語人財を増やし、国際交流を通じた被災地復興を応援する活動を続ける。趣味は野菜作り、アウトドア、オートバイ、シングルモルトなど。
古森 剛
古森 剛https://www.coresco.net/
株式会社CORESCO 代表取締役。日系生命保険会社、外資系経営コンサルティング会社等を経て現職。組織・人事面での経営者向けよろず相談、リーダー人財開発、企業理念の世界展開支援などに強み。東日本大震災の被災地に英語人財を増やし、国際交流を通じた被災地復興を応援する活動を続ける。趣味は野菜作り、アウトドア、オートバイ、シングルモルトなど。