今回はウイスキーのテイスティングについて、もう少し踏み込んだ話をしたい。
「吉村流テイスティング法」の香味表現は、アロマは16種類、フレーバーは15種類のカテゴリーに分類することができる。
以下はその一覧だ。
アロマのカテゴリ
エステル |
ある種のタンパク質が焦げた匂い |
甘み |
シリアル/根菜/布/未成熟 |
スパイス/ハーブ/サラダ |
ナッツ |
乳製品(甘くない) |
潮/煙/土 |
草/生木 |
材木/金属 |
皮/肉/出汁/旨み |
オイル/ワックス |
苦み/渋み |
ひね香 |
他の酒 |
異臭/その他 |
印象 |
フレーバーのカテゴリ
エステル |
甘み |
シリアル/根菜/未熟成 |
スパイス/ハーブ/サラダ |
ナッツ |
ミルク/乳酸 |
潮/煙/土 |
ピリ辛 |
苦み/渋み |
旨み |
硫黄/不味い |
ボディ |
舌触り |
喉越し |
印象 |
この分類は最初にカテゴリーありきではなく、香味表現の記録を分類したらこのようになったというものだ。
次回はカテゴリーごとに、香味表現の具体例を紹介したいと思う。