• コラム
  • リカルライター紹介
コラム ジンコラム Ginstruction ...

Ginstruction manual

ジンの魅力

日本にも最近蒸溜所が設立されたことで盛り上がっているジン。海外に目を向ければ10年以上前より「ジン・ブーム」が叫ばれていたが、その波がついに日本まで届いた。ジンの情報が体系化された日本語の書籍は無く、このコラムで少しでもジンについて知って頂ければ幸いである。初回はジンの魅力について考えてみよう。

ジンを一言で説明すれば「ジュニパーベリーをメインに香りづけした蒸留酒」だ。原料に麦やトウモロコシといった穀物が用いられ、度数は4-50度程度、基本的には無色透明だ。ジュニパーベリーとは「ネズの実」のことであり、松脂のようなツンとした、すっきりとした香りがする。最近、ジン専門の小規模蒸留所が作った少量生産の個性的なジンがクラフトジンとして世に広まっている。華やかで甘い香りのする飲みやすいジンも多く、新たなファンを作るきっかけとなっている。

ジンは「オランダで生まれ、イギリスで育ち、アメリカが輝かせた」と言われるように数々の苦難と栄光の歴史を味わった酒だ。ジンのカクテルは数多く、例えばジントニックはイギリス海軍の遠征に伴って生まれたカクテルであるなど歴史を学ぶ楽しみも多い。

カクテルといえばバー。2011年から大阪でジン専門バーとして名を馳せてきた「バー・ジュニパー」の店長、高橋さんに聞いた。「カジュアルからフォーマルまで幅広いカクテルに使え、ロング、ショート、その中間のカクテルにも使うことが出来るのがジンです。世界中どこのバーにいっても必ずジンはある。どこでも楽しめるお酒なのが魅力の一つではないでしょうか」。今まさに、そしてこれから流行っていくジン。味、香り、歴史とともにグラスを傾けたい。次回はジンの定義について学んでみよう。

この記事を書いた人

ろっき
ろっき
1991年東京都生まれ。ジン研究家、医師。千葉大学医学部卒業。大学在学中からジンに傾倒し、サークル「アセトアルデヒド症候群」を主宰。ジンを総説する書籍がない当時、2013年から同人誌「もっとジンをおいしく飲む本」シリーズを自費出版。日本初の「ジン本」として各地のバーテンダーなどプロからも高い評価を受けた。医師として勤務する傍ら、非定期的なジンテイスティングイベント開催やイベントへの出演などジンの普及に努めている。著書「All about Gin ジンのすべて」(旭屋出版)。
ろっき
ろっき
1991年東京都生まれ。ジン研究家、医師。千葉大学医学部卒業。大学在学中からジンに傾倒し、サークル「アセトアルデヒド症候群」を主宰。ジンを総説する書籍がない当時、2013年から同人誌「もっとジンをおいしく飲む本」シリーズを自費出版。日本初の「ジン本」として各地のバーテンダーなどプロからも高い評価を受けた。医師として勤務する傍ら、非定期的なジンテイスティングイベント開催やイベントへの出演などジンの普及に努めている。著書「All about Gin ジンのすべて」(旭屋出版)。